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ケーキ型の選び方|丸型・パウンド型・シフォン型の違いとおすすめ

ケーキ型は「作りたいお菓子」で選ぶ道具です。スポンジやデコレーションケーキ向けの丸型(デコ型)、パウンドケーキやテリーヌ向けのパウンド型、ふんわり高さを出すシフォン型が基本の3タイプ。最初の1つで迷ったら、レシピの対応が一番多い15cm(5号)の丸型を選んでおけば外しません。

この記事では、型のタイプ・素材・サイズの3つの軸で、初心者が失敗しないケーキ型の選び方を整理しました。価格帯は家庭用で 1,000〜3,000円前後 が中心。用途と予算が決まれば、選ぶべき型はほぼ絞り込めます。

失敗しない3つのポイント

  1. 作りたいお菓子(タイプ)で選ぶ — スポンジ・チーズケーキなら丸型、焼き菓子全般ならパウンド型、ふんわり高さを出すならシフォン型。まず1つなら出番の多い丸型かパウンド型から始めると無駄がありません。
  2. 底取れか共底かで選ぶ — 底が外れる「底取れ」タイプは焼き上がりの取り出しがラクで、デコレーション向き。ただし水分の多い生地は底から漏れることがあるため、その場合は「共底(底が一体型)」が安心です。
  3. 素材で選ぶ — 金属(スチール・ブリキ・アルミ)は熱まわりがよくきれいに焼け、シリコンは型離れがよく洗いやすいのが利点。シフォン型だけは生地が登って膨らむ性質上、あえてくっつきやすいアルミ製が定番です。

【早見表】用途・予算別のおすすめタイプ

作りたいお菓子おすすめの型予算の目安ポイント
ショートケーキ・スポンジ底取れ丸型 15cm(5号)1,000〜2,500円まず1つ持つなら定番のサイズ
チーズケーキ(水分多め)共底の丸型1,200〜2,500円底漏れしにくく安心
パウンド・テリーヌ・パンパウンド型1,000〜2,000円焼き菓子全般に万能
シフォンケーキアルミのシフォン型 17cm1,500〜3,000円フッ素加工より失敗しにくい
初心者・型離れ重視シリコン型800〜2,000円くっつきにくく洗いやすい

タイプ別おすすめ

丸型(デコ型)・スポンジケーキの基本

ショートケーキやチーズケーキに使う、お菓子作りの基本となる型。底取れタイプは焼き上がりの取り出しがラクで、初めてのデコレーションにも向きます。水分の多い生地には共底タイプが安心です。

千代田金属 共底 丸型 ケーキ型

熱まわりのよい金属製で、プロも使う信頼の共底タイプ。底が一体型なので水分の多い生地でも漏れにくく、きめ細かくきれいに焼き上がる。

パウンド型・焼き菓子に万能

パウンドケーキやテリーヌ、ミニ食パンにも使える万能型。1つあると出番が多く、お菓子作りを始めるなら丸型と並んで持っておきたい形です。

タイガークラウン パウンド型

タイガークラウン パウンド型

¥1,166〜

製菓道具で人気のメーカーによるロングセラー。熱まわりがよく角までしっかり火が通り、形よくきれいに焼けるのが評判。

シフォン型・ふんわり焼きたいとき

シフォンケーキ専用の型。生地が壁を登りながら膨らむため、中央が筒状になっているのが特徴。型離れのよさよりも「生地が張り付くこと」が大事なので、アルミ製が定番です。

シフォンケーキ型 アルミ 17cm

シフォンケーキ型 アルミ 17cm

★★★★★ 4.75(1775件) ¥2,695〜

生地が張り付いて高く膨らむアルミ製の定番。フッ素加工タイプより生地がくっつくため、しぼまず失敗しにくい。17cmは家庭用に使いやすいサイズ。

シリコン ケーキ型

シリコン ケーキ型

★★★★★ 4.22(81件) ¥1,210〜

型離れがよく取り出しやすいシリコン製。油を塗る手間が少なく洗いやすいので、片付けをラクにしたい初心者にも扱いやすい。

主要タイプの比較

型のタイプ素材の定番価格帯の目安底の形向くお菓子・シーン
丸型(底取れ)スチール・ブリキ1,000〜2,500円底取れスポンジ・ショートケーキ
丸型(共底)金属1,200〜2,500円共底チーズケーキ・水分多めの生地
パウンド型スチール・ブリキ1,000〜2,000円共底パウンド・テリーヌ・パン
シフォン型アルミ1,500〜3,000円共底(筒型)シフォンケーキ
シリコン型シリコン800〜2,000円一体型型離れ重視・初心者・洗いやすさ

※価格や仕様は商品やサイズにより異なります。購入時に各商品ページの表示をご確認ください。

用途・使う人別の選び方

  • これからお菓子作りを始める人 … まずは15cm(5号)の底取れ丸型を1つ。対応するレシピが最も多く、スポンジからチーズケーキまで幅広く使えます。次に買うならパウンド型が万能です。
  • チーズケーキをよく焼く人 … 水分や油分の多い生地は底取れ型だと漏れることがあるため、共底の丸型が安心。底取れ型を使う場合はアルミホイルで底を覆うか、天板に受けを敷くと対処できます。
  • 焼き菓子・プレゼント用に量産したい人 … パウンド型が万能で、テリーヌやパンにも転用可能。複数本まとめて焼きたいなら小さめサイズを2つ揃えるのも手です。
  • ふんわり高さを出したい人 … シフォンケーキはアルミのシフォン型一択に近く、フッ素加工は生地が滑って膨らみにくいので避けるのが無難です。
  • 片付けをラクにしたい人 … シリコン型は型離れがよく油塗り不要で洗いやすい一方、自立しにくく熱まわりは金属に劣ります。天板に乗せて使うと安定します。

サイズ(号数)の基本

丸型の「号数」は直径(cm)を表し、15cm=5号、18cm=6号、21cm=7号が目安です。家庭用は5号が定番で、4〜6人分なら6号が便利。レシピの分量は号数を前提に書かれているため、レシピと型のサイズを合わせるのが失敗しないコツです。サイズが違う型を使う場合は、生地量を号数の面積比でおおまかに増減させて調整します。

👍 メリット

  • 底取れタイプは取り出しが簡単でデコ向き
  • 金属型は熱まわりがよくきれいに焼ける
  • 共底は水分の多い生地でも底漏れしにくい
  • シリコンは型離れがよく洗いやすい

👎 デメリット

  • サイズ(号数)を間違えるとレシピと合わない
  • シフォンはフッ素加工だと膨らみにくい
  • 底取れ型は水分の多い生地が漏れることがある
  • 型の種類ごとに買い足しが必要

まとめ

  • まず買うなら → 15cm(5号)の底取れ丸型
  • チーズケーキ中心 → 共底の丸型
  • 焼き菓子全般に万能 → パウンド型
  • ふんわり高さを出す → アルミのシフォン型
  • 型離れ・洗いやすさ重視 → シリコン型

予算は 1,000〜3,000円 を目安に、「作りたいお菓子」「底取れか共底か」「サイズ(号数)」の3点を確認すれば、最初の1台選びでまず失敗しません。

関連記事として泡立て器とハンドミキサーの違いは?メレンゲ泡立てで失敗しない使い分けもあわせて読むと理解が深まります。

よくある質問

丸型のサイズは何cmを買えばいい?
家庭用は15cm(5号)が定番で、多くのレシピがこのサイズを前提に書かれています。4〜6人分のホールケーキを焼きたいなら18cm(6号)も便利です。まず1つなら5号がおすすめです。
底が取れる型と取れない型、どちらがいい?
取り出しやすさを重視するなら底取れ(底が外れる)タイプが人気です。ただしチーズケーキなど水分の多い生地は底のすき間から漏れることがあるため、その場合は共底タイプを選ぶか、底をアルミホイルで覆うと安心です。
シフォン型はなぜアルミがいいの?
シフォンケーキは型の壁に生地が張り付きながら登って膨らむため、生地がくっつくアルミ製が向いています。フッ素加工は生地が滑ってしぼみやすく、失敗の原因になりやすいので避けるのが無難です。
型の手入れ・お手入れはどうすればいい?
金属型は洗ったあとしっかり乾かし、サビを防ぐのが基本です。新品のブリキ型は使い始めに空焼き(から焼き)をすると油なじみがよくなります。フッ素加工やシリコンは金属たわしを避け、やわらかいスポンジで洗いましょう。
ケーキ型は他のもので代用できる?
丸型は牛乳パックや市販の紙型、パウンド型は耐熱容器などで一時的に代用できる場合もあります。ただし熱まわりや形の安定性は専用型に劣るため、繰り返し作るなら専用の型を用意したほうがきれいに焼けます。