バレットジャーナル(BuJo)は、1冊のノートにタスク・予定・記録を自分の書式でまとめる手法。ノートは何でも良いとされますが、実際はドット方眼・紙の厚み・ページ番号の3条件で使い勝手が大きく変わります。価格は1,000〜4,000円前後が中心。この記事で自分に合う1冊を絞り込みましょう。
失敗しない3つのポイント
- 罫線は「ドット方眼」を選ぶ — 線を引くガイドになりつつ、書いたあとは目立たないのがドット方眼の強み。表・トラッカー・カレンダーを自作するバレットジャーナルとの相性は罫線タイプの中で随一です。
- 紙の厚みと裏抜け耐性を確認する — マーカーやスタンプを使うなら80g/㎡以上が目安。薄い紙は軽くて持ち運びやすい反面、ペンによっては裏抜けします。
- ページ番号と目次の有無 — バレットジャーナルは「目次(インデックス)+ページ番号」で情報を探す仕組み。最初から印刷されているノートなら、番号を振る手間が省けて挫折しにくくなります。
【早見表】重視ポイント別のおすすめタイプ
| 重視すること | おすすめタイプ | 価格の目安 | 代表的なライン |
|---|---|---|---|
| 王道のBuJo体験 | ページ番号・目次つきA5 | 3,000〜4,000円 | ロイヒトトゥルム1917 |
| 紙質・書き心地 | 高品質筆記用紙のノート | 1,000〜2,500円 | ミドリ MDノート |
| たっぷり書く・1年1冊 | 薄紙・大容量タイプ | 2,000〜3,000円 | スタロジー 365デイズノート |
| 手頃に試したい | 量販ドット方眼ノート | 300〜1,000円 | コクヨ キャンパスなど |
定番ノートのスペック比較
| ノート | 罫線 | ページ番号 | 紙厚の傾向 | ページ数 | ゴムバンド等 |
|---|---|---|---|---|---|
| ロイヒトトゥルム1917 | ドット方眼ほか | あり(目次つき) | 標準 | 251 | あり |
| モレスキン クラシックノート | ドット方眼ほか | なし | やや薄め | 240前後 | あり |
| ミドリ MDノート | ドット方眼ほか | なし | 厚め・裏抜けに強い | 176 | なし |
| スタロジー 365デイズノート | 方眼 | なし | 極薄・大容量 | 368 | なし |
| コクヨ ソフトリング | ドット入り罫ほか | なし | 標準 | 80前後 | なし |
※仕様はサイズ・年式により異なる場合があります。購入時に商品ページをご確認ください。
タイプ別おすすめ
王道を体験したい人向け(ページ番号・目次つき)
バレットジャーナル公式にも採用される、番号・目次入りのハードカバーノート。仕組みづくりの手間が最小で済み、最初の1冊に最適です。
書き心地・紙質重視の人向け
万年筆やマーカーを使うなら、筆記用紙の品質で選ぶのも一手。日本製ノートは紙の裏抜け耐性に定評があります。
大容量・毎日たっぷり書く人向け
デイリーログを長文で書く人や、1年を1冊で完結させたい人は、薄くて丈夫な紙の大容量ノートが便利です。
👍 メリット
- ドット方眼なら表もトラッカーも自由に作れる
- 番号・目次つきノートは仕組みづくりが最短
- 手帳と違い1月始まりなどの縛りがなくいつでも開始できる
- 1,000円台からでも十分始められる
👎 デメリット
- 最初のセットアップに時間がかかる
- ハードカバーの定番品は3,000円超とやや高め
- 凝ったスプレッド作りが目的化しやすい
まとめ
- 王道のバレットジャーナルを最短で始めたい → ロイヒトトゥルム1917
- 万年筆・マーカーの書き味を楽しみたい → MDノートなど紙質重視の日本製ノート
- 1年1冊・長文派 → スタロジー365デイズノートなど大容量タイプ
ノートが決まったら、裏抜けしにくい筆記具をにじまないペンの選び方で選び、ページ作りはマステ・シールのデコ術で効率化できます。「そもそも手帳とどう違う?」と気になった人は手帳と日記の違いもどうぞ。
よくある質問
- バレットジャーナルは普通のノートでも始められる?
- 始められます。方式自体はどんなノートでも成立しますが、ドット方眼・ページ番号・目次があると仕組みづくりの手間が大幅に減るため、続けやすさを重視するなら対応ノートがおすすめです。
- サイズはA5とB6どちらがいい?
- 定番はA5です。マンスリーやトラッカーを1見開きに収めやすく、情報量と携帯性のバランスが良いためです。持ち歩き重視ならB6やA6でも問題ありませんが、表組みは窮屈になりがちです。
- ドット方眼と普通の方眼はどう違う?
- 方眼は線が引かれているのに対し、ドット方眼は交点だけに点が打たれています。ガイドとして機能しつつ書いたあとに主張しないため、文字・表・イラストが混在するバレットジャーナルではドット方眼が好まれます。
- 裏抜けしにくいノートの見分け方は?
- 紙の厚さ(80g/㎡以上が目安)と、万年筆対応をうたっているかがひとつの基準です。MDノートのような筆記用紙採用のノートは薄くても裏抜けに強い場合があるため、レビューや試し書きも参考にしましょう。
- 1冊でどのくらいの期間使える?
- 書き方によりますが、デイリーログ中心なら250ページ前後のノートで3〜6か月、週次中心なら1年程度が目安です。1年1冊にこだわるなら368ページのスタロジー365デイズノートのような大容量タイプが向きます。
- 最初に作るページは何?
- 基本は「目次(インデックス)」「フューチャーログ(年間予定)」「マンスリーログ」「デイリーログ」の4つです。凝ったデザインは必須ではないので、まず1か月はシンプルな線だけで運用してみるのが挫折しないコツです。