コナン映画を初めて観るなら、1本で物語が完結し、少年探偵団の活躍も楽しめる『ベイカー街の亡霊』(2002年)から入るのがおすすめです。 劇場版『名探偵コナン』は1997年の第1作から、2020年を除いて毎年春に新作が公開され、2026年公開作で29作になりました。作品数が多く「どこから観るか」で迷いやすいシリーズですが、基本は1作ごとに事件が完結するので、気になる作品から観て問題ありません。ただし近年の作品は人気キャラクターを掘り下げる内容が多く、少し予備知識があるとより楽しめます。この記事では、全29作の公開順早見表と、初めての1本の選び方、人気作の傾向をネタバレなしでまとめました。
結論:初めてならこの4本から
- まずは1本で完結する名作を観たい → 『ベイカー街の亡霊』(2002年)。仮想体感ゲームの中の19世紀末ロンドンを舞台に、謎解きとハラハラが両立している
- シリーズの原点から順に楽しみたい → 『時計じかけの摩天楼』(1997年)。劇場版の第1作で、新一と蘭の関係が物語の軸になっている
- 人気キャラクターの活躍を観たい → 『ゼロの執行人』(2018年)。安室透が公安警察として動く物語で、コナンとの緊張感あるやり取りが見どころ
- 最近の話題作から入りたい → 『黒鉄の魚影』(2023年)。灰原哀と黒ずくめの組織が物語の中心で、シリーズ初の興行収入100億円突破作として話題になった
【早見表】劇場版名探偵コナン 全29作の公開順
| 作品番号 | 公開年 | 作品名 | こんな気分の時に |
|---|---|---|---|
| 第1作 | 1997年 | 時計じかけの摩天楼 | 原点から観たい・新一と蘭の物語 |
| 第2作 | 1998年 | 14番目の標的 | 小五郎と英理の関係も気になる |
| 第3作 | 1999年 | 世紀末の魔術師 | 怪盗キッドとの対決を観たい |
| 第4作 | 2000年 | 瞳の中の暗殺者 | 蘭と警視庁の刑事たちの物語 |
| 第5作 | 2001年 | 天国へのカウントダウン | 黒ずくめの組織が絡む緊張感 |
| 第6作 | 2002年 | ベイカー街の亡霊 | 1本で完結する名作から入りたい |
| 第7作 | 2003年 | 迷宮の十字路 | 京都と服部平次が好き |
| 第8作 | 2004年 | 銀翼の奇術師 | 怪盗キッドと空のハラハラ |
| 第9作 | 2005年 | 水平線上の陰謀 | 豪華客船が舞台の謎解き |
| 第10作 | 2006年 | 探偵たちの鎮魂歌 | 探偵役が集う記念作 |
| 第11作 | 2007年 | 紺碧の棺 | 海と宝探しの冒険気分 |
| 第12作 | 2008年 | 戦慄の楽譜 | 音楽が鍵になる事件 |
| 第13作 | 2009年 | 漆黒の追跡者 | 黒ずくめの組織と警察の攻防 |
| 第14作 | 2010年 | 天空の難破船 | 飛行船と怪盗キッド |
| 第15作 | 2011年 | 沈黙の15分 | 雪国が舞台のスケール感 |
| 第16作 | 2012年 | 11人目のストライカー | サッカー好き・家族で観たい |
| 第17作 | 2013年 | 絶海の探偵 | 海の上の緊迫感 |
| 第18作 | 2014年 | 異次元の狙撃手 | 狙撃手との対決 |
| 第19作 | 2015年 | 業火の向日葵 | 名画と怪盗キッド |
| 第20作 | 2016年 | 純黒の悪夢 | 黒ずくめの組織と人気キャラ集結 |
| 第21作 | 2017年 | から紅の恋歌 | 百人一首と平次・和葉の恋模様 |
| 第22作 | 2018年 | ゼロの執行人 | 安室透の活躍を観たい |
| 第23作 | 2019年 | 紺青の拳 | 海外が舞台・京極真と怪盗キッド |
| 第24作 | 2021年 | 緋色の弾丸 | 赤井家の面々が気になる |
| 第25作 | 2022年 | ハロウィンの花嫁 | 警察学校組の物語に浸りたい |
| 第26作 | 2023年 | 黒鉄の魚影 | 灰原哀と黒ずくめの組織 |
| 第27作 | 2024年 | 100万ドルの五稜星 | 函館を舞台に平次と怪盗キッド |
| 第28作 | 2025年 | 隻眼の残像 | 長野県警と毛利小五郎が活躍 |
| 第29作 | 2026年 | ハイウェイの堕天使 | 横浜が舞台のバイクアクション |
※2020年は新作の公開がありませんでした。劇場版のナンバリングとは別に、他作品とのコラボ映画やテレビスペシャルもあります。全作の正式なタイトル表記や関連作品の一覧は公式サイトで確認してください。
👉 この記事のおすすめはこちら → タイプ別おすすめへジャンプ
選び方のポイント
公開順にこだわらなくてよい(1作ごとに事件は完結)
劇場版は基本的に1作ごとに事件が始まって終わる構成なので、どの作品から観ても話が分からなくなることはほとんどありません。公開順に観ると、キャラクター同士の関係が少しずつ変わっていく流れや、映像表現の進化を追える楽しさがあります。一方、29作を順番に観るのは時間がかかるため、まずは気になる1本を観て、気に入ったら同じキャラクターが活躍する作品へ広げていく観方が現実的です。
推しキャラクターで選ぶ
近年の劇場版は、毎回特定の人気キャラクターに大きくスポットを当てるのが特徴です。安室透なら『ゼロの執行人』や『ハロウィンの花嫁』、怪盗キッドなら『世紀末の魔術師』『紺青の拳』『100万ドルの五稜星』、服部平次なら『迷宮の十字路』『から紅の恋歌』、灰原哀なら『黒鉄の魚影』というように、好きなキャラクターから選ぶと満足度が高くなりやすい傾向があります。
黒ずくめの組織が出る作品は、少し予備知識があると楽しい
『天国へのカウントダウン』『漆黒の追跡者』『純黒の悪夢』『黒鉄の魚影』のように、黒ずくめの組織が絡む作品は、テレビシリーズの設定を前提にした場面が多くなります。単体でも楽しめますが、コナンと組織の関係や、灰原哀・安室透・赤井秀一といった人物の立ち位置を軽く知っておくと、緊張感をより味わいやすくなります。
舞台やテーマで選ぶ
京都(『迷宮の十字路』『から紅の恋歌』)、函館(『100万ドルの五稜星』)、長野(『隻眼の残像』)、横浜(『ハイウェイの堕天使』)、シンガポール(『紺青の拳』)など、劇場版はご当地の風景もよく描かれます。旅行先や地元が舞台の作品を選ぶ、サッカーや音楽など好きなテーマから選ぶのも、気軽な入り口です。
観る前に知っておきたいこと
- 配信状況は時期によって変わる:見放題・レンタル・購入のどれになるかは時期によって変わるため、視聴前にPrime Videoの作品ページで確認してください。新作の公開時期に合わせて旧作の配信が増えることもあります。
- 公開順と作中の時系列はほぼ気にしなくてよい:作中の季節や学年はほとんど進まないため、時系列順に並べ替える必要は基本的にありません。キャラクターの初登場や関係の変化を追いたい人だけ公開順を意識すれば十分です。
- 上映時間は作品ページで確認:作品ごとに異なり、たとえば『ベイカー街の亡霊』は約107分です。夜に観るなら開始時間に余裕を持たせると安心です。
- 年齢区分も作品ページで確認:家族で観る作品が多いシリーズですが、爆破や事件の場面は毎回登場します。小さな子どもと観る場合は、作品ページの年齢区分や紹介文を確認しておきましょう。
- ネタバレに注意:人気シリーズのため、検索するとすぐに犯人や結末に触れた情報が目に入ります。観る前は作品名だけで検索しすぎないのがおすすめです。
タイプ別おすすめ
初めての1本に:単体で楽しめる名作
テレビシリーズをあまり観ていない人でも入りやすい、1本で完結する満足度が高い2作です。
人気キャラクター目当てに
好きなキャラクターがいるなら、その人物が中心になる作品から観るのが満足度の高い選び方です。
近年の話題作から入りたい人に
興行収入の記録更新が続き、映画館で大きな話題になった近年の作品です。キャラクターを少し知っているとより楽しめます。
シーン別の選び方
- 家族で週末に観る:謎解きと冒険のバランスがよい『ベイカー街の亡霊』や、サッカーが題材の『11人目のストライカー』が選びやすい。子どもと観るなら年齢区分も確認しておく
- 新作を観に行く前の予習に:直前の数作と、新作で中心になるキャラクターが活躍する過去作を観ておくと、関係性がつかみやすい
- カップルや友人と盛り上がりたい:恋模様も描かれる『から紅の恋歌』や、友情がテーマの『ハロウィンの花嫁』は感想を語り合いやすい
- 一人でじっくり謎解きしたい:初期作の『時計じかけの摩天楼』や『14番目の標的』など、事件の謎を追う比重が大きい作品が向いている
- 長期休みに一気見したい:怪盗キッド登場作、黒ずくめの組織が絡む作品など、テーマを決めて公開順に観ると流れを追いやすい
👍 メリット
- 1作ごとに事件が完結するので、どの作品からでも観始めやすい
- 毎年新作があり、好きなキャラクターが中心の作品を選べる
- 京都や函館などご当地の風景や、多彩なテーマを楽しめる
- 家族・友人・一人など、観る相手を選ばない作品が多い
👎 デメリット
- 作品数が29作と多く、全作を観るには時間がかかる
- 近年の作品はキャラクターの予備知識があるほうが楽しみやすい
- 人気シリーズのため、検索するとネタバレが目に入りやすい
- 配信状況が時期で変わり、観たい作品が見放題とは限らない
まとめ
- 初めての1本は、単体で完結する**『ベイカー街の亡霊』か、原点の『時計じかけの摩天楼』**が入りやすい
- 劇場版は1997年から2026年までに29作。2020年を除いて毎年公開されている
- 推しキャラクターや舞台で選ぶと満足度が高く、公開順にこだわる必要はない
- 配信状況や年齢区分は時期や作品で異なるため、視聴前に作品ページで確認する
推理ものの実写作品も観たくなったら邦画ミステリー映画のおすすめ、家族で楽しめるアニメ映画を探すなら家族で観るアニメ映画おすすめも参考にしてください。長いシリーズを順番に楽しむコツはシリーズ映画の一気見おすすめでも紹介しています。
よくある質問
- コナン映画は公開順に観ないと話が分からない?
- 基本的には1作ごとに事件が始まって終わる構成なので、どの作品から観ても話についていけなくなることはほとんどありません。ただし、黒ずくめの組織が絡む作品や、安室透・赤井秀一・灰原哀などの人物を掘り下げる近年の作品は、テレビシリーズの設定を知っているほうが楽しみやすい傾向があります。気になる1本から観て、気に入ったら同じキャラクターが活躍する作品へ広げていくのが無理のない観方です。
- 劇場版コナンは全部で何作ある?
- 1997年公開の第1作『時計じかけの摩天楼』から、2026年4月公開の第29作『ハイウェイの堕天使』までで29作です。2020年を除き、毎年春ごろに新作が公開されてきました。なお、ルパン三世とのコラボ映画のような番外的な作品や、テレビスペシャル、総集編的な上映作品はナンバリングに含まれないため、正確な一覧は公式サイトで確認するのが確実です。
- コナンをほとんど知らなくても劇場版を楽しめる?
- 楽しめます。劇場版は毎回、冒頭で主人公が子どもの姿になった経緯や主要人物が紹介されるのが恒例なので、予備知識が少なくても入りやすいつくりです。初めてなら、テレビシリーズの設定にあまり頼らない『ベイカー街の亡霊』や『時計じかけの摩天楼』がおすすめです。観ていて気になったキャラクターがいれば、その人物が中心になる作品へ進むと、シリーズの楽しみ方が広がります。
- 子どもと一緒に観ても大丈夫?
- 多くの作品は家族で観られる内容ですが、殺人事件や爆破、銃撃の場面は毎回登場します。小さな子どもと観る場合は、Prime Videoなどの作品ページで年齢区分や紹介文を事前に確認しておくと安心です。少年探偵団が活躍する『ベイカー街の亡霊』や、サッカーが題材の『11人目のストライカー』のように、子ども目線で楽しみやすい作品から選ぶのもひとつの方法です。
- 人気が高いのはどの作品?
- ファン投票や紹介記事では、『ベイカー街の亡霊』『ハロウィンの花嫁』『ゼロの執行人』『黒鉄の魚影』などが上位に挙がることが多い傾向です。興行面では、『黒鉄の魚影』がシリーズ初の100億円突破、続く『100万ドルの五稜星』が158億円とシリーズ最高を記録したと報じられています。ただし人気の順位は調査によって変わるため、好きなキャラクターや舞台で選ぶのが満足度の高い選び方です。
- Prime Videoでコナン映画は観られる?
- 劇場版コナンの過去作は各種動画配信サービスで配信されることが多いものの、見放題・レンタル・購入のどれになるかは時期によって変わります。新作の公開時期に合わせて旧作の配信が増えることもあれば、配信が終了することもあります。視聴前にPrime Videoで作品名を検索し、作品ページで配信状況と料金を確認してください。手元に残したい場合はブルーレイやDVDを選ぶ方法もあります。