ロードオブザリングとホビットを初めて観るなら、先に公開された『ロード・オブ・ザ・リング』三部作を観て、そのあと前日譚の『ホビット』三部作へ進む公開順がおすすめです。 どちらもピーター・ジャクソン監督が手がけた実写の三部作で、架空の世界「中つ国」を舞台にしています。物語の年代では『ホビット』のほうが先ですが、作られたのは『ロード・オブ・ザ・リング』が先です。1作ごとの上映時間がかなり長いシリーズでもあるため、観る順番と同時に、どう時間を確保するかも大切になります。この記事では、公開順・時系列順の早見表と、初めてならどちらで観るか、長さへの備えをネタバレなしで紹介します。
結論:初めてならこの順番がおすすめ
- 初めて観る・迷ったら → 公開順。『ロード・オブ・ザ・リング』→『二つの塔』→『王の帰還』→『ホビット』三部作
- 2周目や、物語を年代順に整理したい → 時系列順。『ホビット』三部作→『ロード・オブ・ザ・リング』三部作
- まず1本だけ観て合うか確かめたい → 『ロード・オブ・ザ・リング』(2002年日本公開)。旅の始まりを描く第1作
- アニメで世界観を広げたい → 本編を観たあとに『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(2024年)。三部作より昔の時代を描くアニメーション映画
【早見表】ロード・オブ・ザ・リングとホビットの公開順・時系列順
公開年は日本での劇場公開年、上映時間は劇場公開版の目安です(第1作は米国では2001年公開)。時系列の数字は、この表の作品を物語の年代順に並べたときの順番です。
| 作品名 | 公開年 | 区分 | 時系列の順番 | 上映時間の目安 | こんな気分の時に |
|---|---|---|---|---|---|
| ロード・オブ・ザ・リング | 2002年 | 指輪の三部作 | 5 | 約178分 | 壮大な旅の始まりにわくわくしたい |
| ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 | 2003年 | 指輪の三部作 | 6 | 約179分 | 大規模な戦いの迫力に浸りたい |
| ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 | 2004年 | 指輪の三部作 | 7 | 約200分 | 長い旅の結末を見届けたい |
| ホビット 思いがけない冒険 | 2012年 | ホビット三部作 | 2 | 約170分 | 気軽な冒険の始まりを楽しみたい |
| ホビット 竜に奪われた王国 | 2014年 | ホビット三部作 | 3 | 約161分 | 竜が登場する冒険にどきどきしたい |
| ホビット 決戦のゆくえ | 2014年 | ホビット三部作 | 4 | 約145分 | 前日譚の完結を見届けたい |
| ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い | 2024年 | アニメ映画 | 1 | 作品ページで確認 | アニメで中つ国の歴史に触れたい |
👉 この記事のおすすめはこちら → タイプ別おすすめへジャンプ
選び方のポイント
初めてなら「公開順」がおすすめな理由
『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は、2002年から2004年にかけて日本で公開され、そのあと2012年から2014年にかけて、より昔の時代を描く『ホビット』三部作が作られました。『ホビット』は、『ロード・オブ・ザ・リング』を観た観客に向けて作られた前日譚で、のちの物語につながる人物や出来事がさりげなく描かれています。先に『ロード・オブ・ザ・リング』を観ておくと、そうした場面で「ここにつながるのか」と気づく楽しみが生まれます。
また、『ロード・オブ・ザ・リング』は、この世界の成り立ちや種族の違いを丁寧に描きながら物語が進むため、中つ国に初めて触れる人にも入りやすい作りです。シリーズの中でも特に評価が高いと語られることが多い三部作なので、まずはここから観て、世界観が気に入ったら『ホビット』へ進むという順番が無理のない選び方です。
時系列順は2周目や整理用に
時系列順は、約60年前の出来事を描く『ホビット』三部作から観て、そのあと『ロード・オブ・ザ・リング』三部作へ進む観方です。物語の年代どおりに進むので、登場人物の若いころから順に追うことができ、世界の歴史をすっきり整理できます。『ホビット』は冒険ものとしての軽快さがあり、『ロード・オブ・ザ・リング』は重厚な雰囲気が強いので、時系列順に観ると作品の空気が少しずつ重くなっていく流れも味わえます。すでに一度観た人が観直すときには、とても楽しい観方です。
1作ごとの長さに備えて計画を立てる
このシリーズは、1作あたりの上映時間が長いのが大きな特徴です。劇場公開版で比べても、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は約3時間前後、『王の帰還』は約200分あり、三部作だけでおよそ9時間を超えます。『ホビット』三部作も合わせると、合計でおよそ17時間ほどになります。週末に一気に観ようとすると疲れてしまいがちなので、「1日1本」や「三部作ごとに別の週」のように、あらかじめ区切りを決めておくと完走しやすくなります。
アニメ映画『ローハンの戦い』は本編のあとに
2024年に日本公開された『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、神山健治監督による長編アニメーション映画です。公式には、実写の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作より183年前を舞台にしていると紹介されています。時系列ではいちばん古い物語ですが、実写の三部作に登場する国や場所の過去を描く作品なので、本編を観て世界観になじんでから観るほうが楽しみやすいでしょう。
観る前に知っておきたいこと
- 配信状況(見放題・レンタル・購入)は時期によって変わるため、視聴前にPrime Videoの作品ページで確認してください。三部作の途中で見放題が終わることもあるので、観始める前に全作をまとめて確認しておくと安心です。
- 劇場公開版のほかに、未公開シーンを加えた「スペシャル・エクステンデッド・エディション」があり、こちらはさらに長くなります。初めてなら劇場公開版で十分です。
- 字幕版と吹替版のどちらで観るかは好みで選べます。登場人物や地名が多いので、物語を追うことに集中したいなら吹替版も便利です。
- 戦いの場面が多く、怪物のような生き物が登場する迫力のある描写もあります。小さな子どもと観る場合は、年齢区分や内容を作品ページで確認しましょう。
- 上映時間が長いので、途中で休憩を入れる前提で観始めると集中力が続きます。
タイプ別おすすめ
まず観たい『ロード・オブ・ザ・リング』三部作
ピーター・ジャクソン監督による実写三部作です。イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセンらが出演し、ひとつの指輪をめぐる長い旅が描かれます。3作で一つの物語になっているので、順番を飛ばさずに観るのがおすすめです。
前日譚の『ホビット』三部作
『ロード・オブ・ザ・リング』より前の時代を描く、同じくピーター・ジャクソン監督の三部作です。マーティン・フリーマンが若き日のビルボを演じ、イアン・マッケランも引き続きガンダルフ役で出演しています。『ロード・オブ・ザ・リング』より冒険ものとしての明るさやユーモアが強めで、重厚な指輪の物語とはまた違った味わいがあります。こちらも3作で一つの物語になっているので、順番どおりに観ましょう。
世界観をさらに広げたい人向け
実写の6作を観終えて、中つ国の世界をもっと味わいたい人に向いた作品です。実写とは違うアニメーションならではの表現で、同じ世界の過去を描いています。実写の三部作で印象に残った国や場所が、どのような歴史をたどってきたのかに思いをはせながら観られるのが、この作品ならではの楽しみ方です。
シーン別の選び方
- 初めてシリーズに触れる:まずは『ロード・オブ・ザ・リング』1本だけを観て、世界観が合うか確かめましょう。合えば、日を改めて『二つの塔』へ進むのが無理のないペースです。
- 連休を使って一気見したい:1日1本ずつ観れば、指輪の三部作は3日、ホビットも含めると6日ほどで観終えられます。三部作の間に1日休みを挟むと疲れにくくなります。
- 平日の夜に少しずつ観たい:1作を前半と後半の2回に分けて観るのもひとつの方法です。物語の区切りがよいところで止めれば、続きが楽しみになります。
- 家族で観たい:軽快な冒険の雰囲気が強い『ホビット 思いがけない冒険』は比較的観やすい1作です。戦いの場面もあるので、子どもと観る場合は内容を確認してからにしましょう。
- 2周目で世界を整理したい:時系列順に『ホビット』三部作から観直すと、人物や出来事のつながりが分かりやすくなります。
👍 メリット
- 同じ監督による実写6作で、映像や世界観に統一感がある
- 公開順・時系列順のどちらでも楽しめ、2周目の観方も選べる
- 壮大な景色と冒険で、長い時間をかけて物語に浸れる
- アニメ映画『ローハンの戦い』で世界をさらに広げられる
👎 デメリット
- 1作あたりの上映時間が長く、一気見にはまとまった時間が必要
- 登場人物や地名が多く、最初は覚えるのに苦労しやすい
- 戦いの場面が多く、小さな子どもには迫力が強すぎることがある
- 配信状況は作品ごと・時期ごとに変わるため確認が必要
まとめ
- 初めてなら公開順。『ロード・オブ・ザ・リング』三部作から観て、そのあと前日譚の『ホビット』三部作へ
- 2周目や物語の整理には、『ホビット』から観る時系列順がおすすめ
- 1作あたりの上映時間が長く、全6作で合計およそ17時間。1日1本など区切りを決めて観る
- アニメ映画**『ローハンの戦い』は本編のあとに。配信状況は視聴前に作品ページで確認**する
秋の長い夜にじっくり観る作品を探しているなら秋の夜長に観たい映画おすすめ、ほかの長編シリーズも楽しみたいならシリーズ映画の一気見おすすめも参考にしてください。気分や観る相手から選べる記事は配信で観られるおすすめ映画まとめにまとめています。
よくある質問
- ロードオブザリングとホビットは、どちらから観ればいい?
- 初めてなら、先に公開された『ロード・オブ・ザ・リング』三部作から観るのがおすすめです。『ホビット』は物語の年代では先ですが、『ロード・オブ・ザ・リング』を観た人に向けて作られた前日譚で、のちの物語につながる人物や出来事が描かれています。先に『ロード・オブ・ザ・リング』を観ておくと、そうしたつながりに気づく楽しみが生まれます。
- ホビットから観ても話はわかる?
- 『ホビット』三部作は、ビルボとドワーフたちの冒険を描く独立した物語として観られるので、先に観ても話は理解できます。物語の年代順に観たい人や、軽快な冒険から入りたい人には時系列順もひとつの選択肢です。ただし、のちの物語を知っている観客に向けた場面も含まれているため、初めてなら公開順のほうが楽しみが増えると言われることが多いです。
- 全作品を観るとどれくらい時間がかかる?
- 劇場公開版の上映時間の目安で合計すると、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作だけでおよそ9時間を超え、『ホビット』三部作を含めた実写6作ではおよそ17時間ほどになります。スペシャル・エクステンデッド・エディションで観る場合はさらに長くなります。1日1本ずつ、または三部作ごとに別の週に分けるなど、無理のない計画を立てて観るのがおすすめです。
- 劇場公開版とエクステンデッド版はどちらで観るべき?
- 初めて観るなら劇場公開版で十分です。スペシャル・エクステンデッド・エディションは、劇場公開版には入らなかった場面を加えて再編集したもので、上映時間がさらに長くなります。物語の大筋は劇場公開版で楽しめるので、まずは劇場公開版で観て、世界観が気に入ったら2周目にエクステンデッド版で細部を味わう、という順番が無理のない選び方です。
- アニメ映画の『ローハンの戦い』はいつ観ればいい?
- 2024年に日本公開された『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、実写の三部作より昔の時代を描く神山健治監督のアニメーション映画です。時系列ではいちばん古い物語ですが、実写の三部作に登場する国の過去を描いているため、本編を観て世界観になじんでから観るほうが楽しみやすいでしょう。実写の6作を観終えたあとの楽しみとしておくのがおすすめです。
- Prime Videoでシリーズ全作を観られる?
- 配信状況(見放題・レンタル・購入)は時期によって変わるため、視聴前にPrime Videoの作品ページで確認してください。シリーズの一部だけが見放題で、ほかの作品はレンタルや購入になることもあります。このシリーズは1作ごとに長く、観終えるまでに日数がかかるので、観始める前に全作の配信状況をまとめて確認しておくと、途中で止まらずに楽しめます。