A5とA6ではA5のほうが大きく、A5(148×210mm)はA6(105×148mm)のちょうど2倍の面積です。 手帳で選ぶなら、毎日カバンに入れて予定とひとことメモが中心ならA6、机に広げて週間の予定や日記まで1冊にまとめるならA5が目安です。A6は文庫本とほぼ同じ大きさで、A5は単行本(四六判)よりひと回り大きく、学習ノート(セミB5)よりひと回り小さい大きさです。A6の長辺(148mm)がそのままA5の短辺になる関係なので、「A6を2冊横に並べるとA5」と覚えると寸法差がつかみやすくなります。面積が2倍ということは、同じ字の大きさなら1ページに書ける量も約2倍で、そのぶん重さと厚みも増えます。つまりこの選択は「書く量を取るか、身軽さを取るか」の一点に集約されます。この記事では、寸法と書ける量、重さ、カバンとの相性を早見表で比べ、1日1ページ型や月間型といったフォーマットごとの考え方、迷ったときの決め方まで、購入前に判断できる形でまとめました。
結論:A5とA6どっちを選ぶべき?
- 毎日持ち歩き、予定の管理とひとことメモが中心 → A6。文庫本サイズでポーチや小さめのショルダーバッグにも入り、月間ブロックや週間型なら薄く軽く持てる
- 机で書く時間が長く、週間の予定・タスク・日記を1冊にまとめたい → A5。見開きで週間バーチカルや1日1ページを余裕を持って書け、資料やチケットの貼り込みにも向く
- 1日1ページ型で毎日たっぷり書きたい → 持ち歩くならA6の1日1ページ(ほぼ日手帳オリジナルなど)、据え置きが多いならA5の1日1ページ(カズンなど)。ページ数が多い分、A5はずっしり重くなる目安
- A6では狭いがA5は大きすぎる → 中間のB6(128×182mm)やA5スリムも候補。A5とB6の比較は別記事で整理しているので、そちらとあわせて検討する
迷ったらこの1本(細かい違いは下の比較表で確認できます)
【早見表】A5とA6の寸法差・書ける量・重さ・カバンとの相性
| 比較項目 | A6(105×148mm) | A5(148×210mm) |
|---|---|---|
| 身近なものの大きさ | 文庫本とほぼ同じ。大きめのスマホより縦は1cmほど短く、横幅は3cmほど広い | 単行本(四六判)よりひと回り大きく、学習ノート(セミB5)よりひと回り小さい |
| 面積の関係 | A5の2分の1(A6の長辺148mm=A5の短辺) | A6の2倍(A6を2冊横に並べた大きさ) |
| 5mm方眼で1ページに書ける量の目安 | 横約20マス×縦約28マス。短い予定・箇条書き向き | 横約29マス×縦約41マス。週間バーチカル・長文・図に余裕 |
| 1日1ページ型の1日分の目安 | 箇条書き10行前後+ひとことで埋まる | 日記+タスク+貼り込みを同じページに収めやすい |
| 本体の重さの傾向 | 月間型で100〜150g前後、1日1ページ型で200g台が目安 | 週間型で200〜300g前後、1日1ページ型は500g前後になることもある目安 |
| 厚みの傾向 | 薄く、ポーチに入る | 1日1ページ型は辞書に近い厚みになることもある |
| 入るカバンの目安 | ポーチ・小さめショルダー・ジャケットの内ポケットにも | A5以上の内寸が必要。A4書類が入るトートやリュックなら余裕 |
| 書く場所との相性 | 立ったまま・電車内・カフェの小さなテーブルでも書ける | 机やテーブルに置いて書くのが前提になりやすい |
| 向く人 | 身軽さを優先し、予定と短いメモで回したい人 | 書く量を優先し、1冊にまとめて記録を残したい人 |
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※重さ・厚みはページ数と紙の種類で大きく変わるため、上の数値は一般的な傾向の目安です。購入前に各手帳の公式ページで本体サイズ・重さ・ページ数を確認してください。
選び方のポイント
寸法差を体感する:A6は文庫本、A5はそれを2冊並べた大きさ
カタログの数字だけでは差がつかみにくいので、手元にあるもので比べるのが確実です。A6は文庫本とほぼ同じ大きさなので、文庫本を1冊カバンに入れて1日過ごしてみると、A6手帳の持ち歩き感がほぼ再現できます。A5は文庫本を2冊横に並べた大きさで、一般的な学習ノート(セミB5・179×252mm)より縦横とも3〜4cmほど小さいサイズです。手帳本体にカバーを付けると、外寸は縦横それぞれ10〜20mm程度大きくなる目安なので、A6でも実際には110〜125×155〜170mm前後、A5なら160〜170×220〜230mm前後になると考えておくと、カバンの内寸と照らし合わせやすくなります。店頭で見るときは、必ずカバーを付けた状態か、カバー込みの寸法が公式に載っているかを確認しましょう。
書ける量で選ぶ:1日に何行書くかを数える
面積が2倍のA5は、同じ字の大きさなら書ける量も約2倍です。選ぶ基準として分かりやすいのは「1日に書く行数」で、予定が3〜5件とひとことメモで収まるならA6で十分な目安、週間の時間軸でタスクを管理したり、1日10行以上の日記や振り返りを書いたり、レシートやチケットを貼り込んだりするならA5のほうがストレスなく続きます。字の大きさでも変わり、小さめの字で詰めて書ける人はA6でも思ったより入りますし、大きめの字でのびのび書きたい人はA5でも週間ページが窮屈に感じることがあります。今使っているノートや手帳で、1日分の記録が何cm四方に収まっているかを測ってみると、A6(約10×15cm)に収まるか、A5(約15×21cm)が必要かがすぐに分かります。
持ち運びで選ぶ:毎日持つなら重さと厚みが効いてくる
A5とA6の差は重さにも現れます。月間型のA6は100〜150g前後と軽く、スマホ1台分より軽いくらいの目安ですが、A5の1日1ページ型は500g前後になることもあり、500mlのペットボトルと同じくらいの重さを毎日運ぶことになります。週5日持ち歩く人と、週末だけ机で開く人では、同じA5でも負担感はまったく違います。持ち運びの頻度が高いほどA6が有利になり、机に置いておく時間が長いほどA5の面積の価値が上がる、という関係で考えると判断しやすくなります。カバンに入れたときのかさばりも、厚みのあるA5は他の荷物と干渉しやすいので、ノートパソコンやタブレットと一緒に持つ人は、A5手帳の厚みがカバンの容量を圧迫しないかも確認しておきましょう。
カバンとの相性で選ぶ:A5が入るか、A6しか入らないか
手帳は毎日カバンに入れるものなので、普段使うカバンの内寸が決め手になることも多いです。ポーチ型や小さめのショルダーバッグ、サコッシュは内寸がA6までのものが多く、A5は物理的に入らないか、入っても取り出しにくくなります。A4書類が入るトートやビジネスバッグ、リュックならA5は余裕で入り、むしろA6は底に沈んで探しにくくなるので、カバンの内ポケットに立てられるかが使いやすさを左右します。カバンを複数使い分ける人は、いちばん小さいカバンを基準にすると持ち出せない日がなくなり、カバンが大きい日だけ別のノートを足す、という使い方がしやすくなります。カバー付きの外寸を確認し、カバンの内寸に対して縦横とも5〜10mm以上の余裕があれば出し入れがスムーズな目安です。
フォーマット別に見る:A5とA6の差が効く型・効かない型
同じA5とA6でも、手帳のフォーマットによって差の効き方は変わります。月間ブロックだけの手帳は、A6でも1日の枠に予定を2〜3件書けるので、A5にしても「枠が広くなる」以上の変化は小さく、軽さのぶんA6が有利です。週間バーチカルは横幅がそのまま1日の欄の幅になるため、A6では予定の文字が入りきらないことが多く、A5との差がもっとも大きく出る型です。1日1ページ型は、A6でも1日分の面積は確保されているので「書く量が多い人はA5、短く続けたい人はA6」と好みで分かれます。
| フォーマット | A6で感じやすいこと | A5で感じやすいこと | 差の出方の目安 |
|---|---|---|---|
| 月間ブロック | 1日の枠に予定2〜3件。軽くて薄い | 枠が広く家族分も書けるが、持ち歩きには大きい | 小さい。軽さでA6が有利 |
| 週間レフト | 1日3〜4行のメモ。箇条書き向き | 1日の行数に余裕。タスクも並べられる | 中くらい |
| 週間バーチカル | 欄が細く、文字が入りきらない | 時間軸の横にメモを添えられる | 大きい。A5が有利 |
| 1日1ページ | 箇条書き10行前後で埋まる | 日記+タスク+貼り込みを同じページに | 好みで分かれる。重さはA5が倍近い傾向 |
よくある失敗と対策
- 「書ける量が多いほうが安心」とA5を選び、重くて持ち歩かなくなる:持ち歩く頻度が高いならA6か、A5でもページ数の少ない月間・週間型にする。書く量は別ノートで補うほうが続きやすくなります。
- A6を選んだが、週間バーチカルが狭くて書き込めない:A6で時間軸の管理をするなら、予定は記号や略語で短く書くか、週間レフト型に変える。詳細な時間管理ならA5が向きます。
- カバーを付けたらカバンの内ポケットに入らなくなった:本体寸法ではなくカバー込みの外寸で確認する。カバーは厚みも増やすので、ゴムバンドや留め具の分も含めて見ておきましょう。
- 「ほぼ日手帳のA6」と「他社のA6」を同じ厚みだと思い込む:同じA6でも、1日1ページ型と月間型ではページ数が数倍違い、厚みも重さも大きく変わります。フォーマットとページ数をセットで比べてください。
- 字の大きさを考えずにサイズを決める:大きめの字の人はA6の方眼が窮屈に感じやすく、小さめの字の人はA5の余白を持て余しがちです。今のノートで1日分が何cm四方に収まるかを測ってから選びましょう。
タイプ別おすすめ
毎日持ち歩いて、気軽に書きたい人向け(A6)
身軽さを優先するならA6。文庫本サイズでどんなカバンにも入り、1日1ページ型でも月間型でも、立ったままや電車内で開ける手軽さが続けやすさにつながります。
机で書く時間が長く、1冊にまとめたい人向け(A5)
書く量を優先するならA5。週間バーチカルや1日1ページに余裕があり、資料やチケットの貼り込みも同じページに収まるので、記録を1冊に集約したい人に向きます。
A5とA6の中間や、小物で調整したい人向け
A6では狭いがA5は大きい、という人はB6やA5スリムも候補です。サイズを決めたあとは、カバーやペンホルダーで持ち歩きやすさを整えると長く続きます。
シーン別の使い分け
- 通勤電車やカフェで手帳を開く:A6。片手で持てて、小さなテーブルでも開けます。1日1ページ型なら日記もその場で書けます。
- 自宅やオフィスの机で、1日の終わりに書く:A5。見開きで週間と日記を同時に見渡せ、貼り込みも余裕があります。重さはほとんど気になりません。
- 仕事で時間軸のタスク管理をする:A5の週間バーチカル。A6で時間管理をするなら、予定は略語と記号で短く書く前提にします。
- 子どもの予定や家族の記録を1冊で管理する:A5。人数分の予定を同じ日の欄に書き分けやすく、学校からのプリントの切り抜きも貼れます。
- 旅行やイベントだけ持ち出す:A6を旅用に1冊、普段はA5を据え置き、というように2冊体制にすると、どちらのサイズの利点も活かせます。
👍 メリット
- A5はA6の2倍の面積で、週間・日記・貼り込みを1冊にまとめやすい
- A6は文庫本サイズで、ポーチや小さめのカバンにも入り毎日持ち歩きやすい
- 寸法が規格で決まっているので、カバーや下敷きなどの小物を選びやすい
- A6を2冊並べるとA5という関係で、手元の文庫本で大きさを体感できる
👎 デメリット
- A5の1日1ページ型は500g前後になることもあり、毎日の持ち歩きには重い
- A6は週間バーチカルや長文の日記には狭く感じやすい
- 同じA6・A5でもページ数で厚みと重さが大きく変わり、数字だけでは比べにくい
- カバーを付けると外寸が大きくなり、本体寸法だけでカバンとの相性を判断すると失敗しやすい
まとめ
- A5(148×210mm)はA6(105×148mm)のちょうど2倍の面積で、A6の長辺(148mm)がA5の短辺。A6は文庫本と同じ、A5は単行本よりひと回り大きいと覚える
- 毎日持ち歩いて予定とひとことメモならA6、机で週間や日記までまとめるならA5が目安
- 重さはページ数とフォーマットで数倍変わるので、サイズだけでなく1日1ページ型か月間・週間型かをセットで比べる
- カバンとの相性はカバー込みの外寸で確認し、迷ったら中間のB6やA5スリムも候補に入れる
A5とB6で迷っている人や、B5まで含めて比べたい人は手帳はA5とB6どっち?で持ち歩き・書く量・机の広さ別に整理しています。ほぼ日手帳のA5(カズン)とA6(オリジナル)に絞って比べるならほぼ日手帳カズンとオリジナル、どっちを選ぶ?が参考になります。サイズの前に月間・週間・1日1ページといったフォーマットから決めたい人は、来年の手帳の選び方で書ける量と続けやすさの観点から比較しています。
よくある質問
- A5とA6はどれくらい大きさが違いますか?
- A5は148×210mm、A6は105×148mmで、A5はA6のちょうど2倍の面積です。A6の長辺(148mm)がそのままA5の短辺になるので、A6を2冊横に並べるとA5になる関係です。身近なものだとA6は文庫本とほぼ同じ、A5は単行本(四六判・127×188mm)よりひと回り大きいサイズ感と考えると分かりやすいでしょう。手帳にカバーを付けると外寸はさらに縦横10〜20mm程度大きくなる目安なので、カバンとの相性はカバー込みで確認してください。
- 手帳はA5とA6どっちが人気ですか?
- どちらも定番サイズで、使い方によって選ばれ方が分かれる傾向です。一般的には、毎日持ち歩いて予定管理を中心にする人はA6やB6のような小さめサイズを、机で書く時間が長く週間バーチカルや日記まで1冊にまとめたい人はA5を選ぶことが多いとされます。人気よりも、自分が1日にどれくらい書くか、どんなカバンに入れるかで決めるほうが、買ったあとに使わなくなる失敗を避けられます。
- ほぼ日手帳はA5とA6どっちがいいですか?
- 毎日連れ出して1日1ページを気軽に書きたいならA6のオリジナル、机で週間バーチカルと日記を1冊にまとめたいならA5のカズンが目安です。同じ1日1ページ型でも、A5のカズンは週間ページも含むためページ数が多く、持ち歩くにはしっかりした重さになります。どちらも紙は薄く軽いタイプが使われている傾向ですが、面積とページ数の差はそのまま重さの差になるので、持ち歩く頻度を基準に選ぶのがおすすめです。詳しい比較は別記事にまとめています。
- A6の手帳で1日1ページは狭くないですか?
- 箇条書きで10行前後とひとことメモ、という使い方なら十分な広さの目安です。長文の日記や、予定・タスク・日記をすべて同じページに書きたい場合は窮屈に感じることがあります。字を小さめにする、記号や略語を決めておく、書ききれない日は次のページにまたいでよいと割り切る、といった工夫で続けている人が多いです。毎日たっぷり書きたいと最初から分かっているなら、A5の1日1ページ型を据え置きで使うほうがストレスは少なくなります。
- A5の手帳は毎日持ち歩くには重いですか?
- フォーマットによります。A5でも月間や週間型ならページ数が少なく、200〜300g前後に収まることが多い目安で、毎日持ち歩いている人も多いです。一方、A5の1日1ページ型は500g前後になることもあり、500mlのペットボトルと同じくらいの重さになるため、毎日のカバンに入れると負担を感じやすくなります。A5で持ち歩きたいなら週間型を選ぶか、据え置きのA5と持ち歩き用のA6を分ける2冊体制も現実的です。重さは必ず公式で確認してください。
- A5でもA6でもない中間のサイズはありますか?
- あります。代表的なのはB6(128×182mm)で、A6よりひと回り大きく、A5よりひと回り小さく軽く持てるバランスのよさから選ばれやすいサイズです。ほかにA5スリムと呼ばれる、A5の高さのまま横幅を狭くした縦長の手帳もあり、ビジネスバッグに立てて入れやすいのが利点です。A6では週間ページが狭いがA5は重い、という人はこの2つを候補に加えると、ちょうどよい落としどころが見つかりやすくなります。