2027年の手帳をA5にするかB6にするか迷ったら、毎日持ち歩いて予定管理が中心ならB6、机で書く時間が多く記録やメモも残したいならA5と考えるのが近道です。A5は148×210mm、B6は128×182mmで、数字だけ見ると小さな差ですが、見開きにしたときの書ける面積とカバンへの収まり方は想像以上に変わります。さらに小さいA6や、大きいB5も候補に入れると、持ち歩き・書く量・カバンの大きさ・机の広さという4つの条件で、自分に合うサイズはほぼ決まります。この記事では、サイズごとの違いを比較表で整理し、迷ったときの判断基準とよくある失敗、タイプ別のおすすめまでまとめました。フォーマット(月間・週間・1日1ページ)の選び方やブランドごとの違いは既存の記事に譲り、ここでは「サイズ」だけに絞って解説します。
結論:どっちを選ぶべき?
「どこで書くか」と「1日にどれくらい書くか」を先に決めると、サイズはほぼ決まります。以下は代表的な4つの状況ごとの目安です。
- 毎日カバンに入れて持ち歩き、予定の確認と短いメモが中心 → B6。小さめのバッグにも入り、見開きで1週間の予定を追いやすい。書く欄はA5より狭いが、予定中心なら十分で、カバーを付けても扱いやすい大きさに収まる
- 机に置いて書く時間が長く、日記や記録、タスクの整理まで1冊で済ませたい → A5。見開きにするとA4横に近い面積になり、書く量が多くても余裕がある。持ち歩きは重さと厚みを覚悟するか、A4が入るバッグと組み合わせる
- とにかく軽く、ポケットや小さなバッグに入れたい・予定だけ管理したい → A6。文庫本サイズで携帯性は最強だが、1日分の欄はかなり狭い
- 家や職場に置きっぱなしで、仕事のノートやスケジュールを一括管理したい → B5。書く面積は最大だが持ち歩きには向かない。サブの手帳と組み合わせる前提で選ぶ
迷ったらこの1本(細かい違いは下の比較表で確認できます)
【比較表】A6・B6・A5・B5の違い
手帳の代表的な4サイズを、持ち歩き・書く量・カバン・机の広さの観点で並べました。重さや厚みはページ数と紙質でかなり変わるため、表の数値は「目安」として読み、購入前に製品の仕様で確認してください。
| 比較項目 | A6 | B6 | A5 | B5 |
|---|---|---|---|---|
| サイズの目安 | 105×148mm(文庫本ほど) | 128×182mm(新書よりひと回り大きい) | 148×210mm(A4の半分) | 182×257mm(大学ノートほど) |
| 見開きの目安 | A5横とほぼ同じ | B5横とほぼ同じ | A4横とほぼ同じ | B4横とほぼ同じ |
| 持ち歩きやすさ | 非常に軽く、ポケットにも入る | 小さめのバッグにも収まりやすい | A4書類が入るバッグなら問題なし | 大きめのバッグか置き手帳向き |
| 1日あたり書ける量の目安 | 予定と一言メモ程度 | 予定と数行のメモ | 予定・メモ・日記までまとめて | ノート並みにたっぷり |
| 合うカバンの目安 | ミニバッグ・ポーチ | 小〜中型のバッグ | A4が入るトート・リュック | 大型のバッグ・リュック |
| 必要な机の広さ | 狭くても開ける | カフェのテーブルでも余裕 | 見開きでA4横ぶんのスペース | 見開きでB4横ぶんのスペース |
| 向くフォーマット | 月間・週間レフト | 週間レフト・バーチカル | バーチカル・1日1ページ | バーチカル・ノート型 |
| 向く人 | 携帯性最優先・予定だけ | 持ち歩き重視でメモも少し | 書く量重視・机で使う | 置き手帳・仕事のノート兼用 |
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選び方のポイント
サイズはブランドやフォーマットより先に決めたほうが、後で買い直しになりにくい項目です。持ち歩き・書く量・カバン・机の広さの4つを順に確認すると、A5かB6か、あるいはA6やB5かが自然に絞れます。
持ち歩く頻度で選ぶ:毎日か、週に数回か
毎日カバンに入れて持ち歩くなら、B6かA6が現実的です。A5はカバーを付けると幅が150mmを超え、厚みも出るため、小さめのバッグでは入らないか、入っても取り出しにくくなります。一方、家や職場に置いて使うことが多く、持ち出すのは週に数回程度なら、A5の書きやすさを優先しても負担にはなりにくいでしょう。目安として「毎日持ち歩くならB6以下、置いて使うならA5以上」と考えると、最初の判断がしやすくなります。
迷いやすいのは「持ち歩きたいけれど書く量も多い」という人です。この場合は、A5の中でも薄めのページ数のものか、幅を細くしたA5スリムを選ぶと、持ち歩きと書く量の両立がしやすくなります。あるいは、持ち歩き用のB6と置き用のA5やノートを分け、外では予定だけ、家や職場では記録を書くという二冊運用にすると、それぞれのサイズの長所だけを使えます。二冊にすると転記の手間は増えるので、予定はスマホと併用するなど、自分に合う分担を決めておきましょう。
1日に書く量で選ぶ:予定だけか、メモや日記もか
予定の確認と短いメモが中心なら、B6でも欄が足りなくなることはあまりありません。週間レフトなら右ページのメモ欄に数行、バーチカルなら時間軸の横に一言、という使い方で収まります。日記や振り返り、タスクの整理まで1冊でこなしたいなら、A5の1日1ページやバーチカルのほうが余裕があります。目安として、1日に5行以上書く日が週の半分以上あるなら、A5を検討する価値があります。
逆に、大きい手帳を買ったのに空白が目立つと続かなくなる人もいます。書く量が読めない場合は、B6で始めて足りなければ翌年A5に上げるほうが、A5で余らせて挫折するより失敗が少ない傾向です。
カバンのサイズで選ぶ:A4が入るかどうか
いま使っているカバンにA4の書類やノートPCが入るなら、A5の手帳は問題なく収まります。A4が入らない小〜中型のバッグなら、B6のほうが出し入れしやすく、カバーやペンホルダーを付けても余裕があります。ミニバッグやポーチ中心なら、A6が現実的な上限です。手帳は「入るか」だけでなく「サッと取り出せるか」が続けやすさに直結するので、カバンの中で手帳がどこに収まるかを具体的に想像して選びましょう。
なお、手帳カバーを付けると縦横ともに1〜2cmほど大きくなるのが一般的です。カバー前提で使う人は、ひと回り大きいサイズとして考えてカバンとの相性を確認してください。
机の広さで選ぶ:見開きで置ける面積があるか
手帳は見開きで使うので、実際に必要なスペースはサイズ表記の倍の幅です。A5の見開きはA4横とほぼ同じで、ノートPCの横に置くにはやや広い机が必要になります。B6の見開きはB5横程度なので、カフェの小さなテーブルや、資料が広がった机の端でも開きやすい大きさです。職場で手帳を開きっぱなしにするなら、机の空きスペースに見開きを置いた状態を想像してみると、A5とB6のどちらが無理なく使えるか判断できます。
判断に迷うときは、A4のコピー用紙を横にして机に置いてみるのが手軽な方法です。それがA5手帳の見開きとほぼ同じ面積なので、置いたまま作業ができるならA5、邪魔に感じるならB6以下を選ぶ、という目安になります。カフェや電車内など出先で開くことが多い人も、同じ方法で膝の上やテーブルに収まるかを試しておくと安心です。
よくある失敗と対策
サイズ選びの失敗は「持ち歩かなくなる」か「書く欄が足りない」のどちらかに集約されます。買う前に次の点を押さえておくと、途中で使わなくなるリスクを減らせます。いずれも前年の手帳の使い方を振り返ると、自分がどちらのタイプか見えてきます。
- A5を買ったが重くて持ち歩かなくなり、予定を確認しなくなった → 毎日持ち歩くならB6に下げるか、A5スリムや薄めのページ数を選ぶ。置き手帳とスマホのカレンダーを併用する手もある
- B6にしたら書く欄が足りず、付箋やメモ帳が増えた → 書く量が多いならA5に上げる。B6のままなら、別冊のノートを日記用に分けて手帳は予定に絞る
- カバーを付けたらカバンに入らなくなった → カバーを含めたサイズで判断する。カバー込みで1〜2cm大きくなる前提でカバンとの相性を確認する
- A6で始めたが、予定が増えて欄からはみ出す → 予定が日に3件以上入るならB6以上へ。A6は「予定だけ」に割り切れる人向け
- 大きい手帳の空白が気になって書くのが億劫になった → 書く量が読めないなら小さめから始める。空白が気にならない性格ならA5でも続きやすい
タイプ別おすすめ
ここでは「持ち歩き重視」「書く量重視」「両立したい」の3タイプに分けて、サイズ別の代表的な手帳を紹介します。フォーマットやページ数、重さは製品によって異なるので、購入前に仕様を確認してください。
毎日持ち歩く人向け(B6・A6)
小〜中型のバッグに入れて毎日持ち歩くなら、B6が書く量と携帯性のバランスに優れます。予定だけに割り切るならA6も候補です。どちらも各ブランドで展開が多く、フォーマットの選択肢も豊富なので、サイズを決めたあとに好みのレイアウトを探しやすいのも利点です。
机でじっくり書く人向け(A5)
日記や記録、タスクの整理まで1冊で済ませたいなら、A5の書きやすさが活きます。持ち歩きは重さと厚みを覚悟したうえで選びましょう。1日1ページやバーチカルなど、書く面積を活かせるフォーマットと組み合わせると、A5を選んだ意味が最大限に出ます。
持ち歩きも書く量も両立したい人向け(A5スリム・B5)
「A5の書きやすさは欲しいが持ち歩きたい」ならA5スリム、「置き手帳としてノート並みに書きたい」ならB5と、目的に合わせて幅を調整する選択肢です。どちらも定番のA5・B6より展開は少なめですが、用途がはっきりしている人には使い勝手の差が大きく出ます。サイズ表記だけでなく、実寸と重さを製品の仕様で確認してから選びましょう。
シーン別の使い分け
同じ人でも、通勤の日と在宅の日、仕事とプライベートでは合うサイズが変わります。無理に1冊に絞らず、シーンごとに「持ち歩き用」と「置き用」を分ける考え方も有効です。
- 通勤・外回りが多い会社員:B6を毎日持ち歩き、詳しい記録はA5やB5の置き手帳かノートに分ける。カバンの中で取り出しやすい位置に入れておくと確認の頻度が上がります
- 在宅ワーク・デスクワーク中心:A5をデスクに開きっぱなしにして、予定とタスクを一括管理。持ち出すときはA4が入るバッグを使えば負担になりにくいです
- 学生・予定が授業と部活中心:B6の週間レフトが扱いやすく、教科書と一緒にリュックへ入れても厚みが気になりにくいサイズです
- 子育て中で荷物が多い:A6かB6の月間タイプで予定を最小限に。家族の予定はカレンダーやスマホと併用し、手帳は自分用に絞ると続けやすくなります
- 日記や趣味の記録が主目的:A5の1日1ページで、机に向かう時間にたっぷり書く。持ち歩きは週末だけなど頻度を決めると重さが気になりにくいです
- 旅行や出張が多い:移動中はB6かA6で予定と行程を確認し、宿でA5やノートに振り返りを書く。荷物を減らしたい日は小さいほうだけ持つと身軽で、チケットや領収書はカバーのポケットにまとめると散らかりません
👍 メリット
- B6は持ち歩きと書く量のバランスがよく、小さめのバッグにも収まる
- A5は見開きでA4横に近い面積が使え、記録や日記まで1冊で済む
- A6は文庫本サイズで携帯性が高く、予定だけなら十分に管理できる
- B5は仕事のノートとスケジュールを1冊にまとめられる
👎 デメリット
- A5はカバーを付けると幅150mm超・厚みも出て、小さめのバッグでは扱いにくい
- B6は日記や長いメモには欄が足りず、別冊が必要になることがある
- A6は予定が増えると欄からはみ出し、翌年サイズを上げがち
- B5は持ち歩きに向かず、外出用のサブ手帳やスマホとの併用が前提
まとめ
A5とB6のどちらが合うかは、性格やブランドの好みより「どこで、どれくらい書くか」で決まります。サイズを先に決めてからフォーマットとブランドを選ぶと、買い直しの失敗が減ります。
- 毎日持ち歩いて予定中心ならB6、机で書く時間が長く記録も残すならA5が目安
- とにかく軽くしたいならA6、置き手帳でノート兼用ならB5。両立したいならA5スリムも候補
- 判断基準は持ち歩き頻度・1日に書く量・カバンにA4が入るか・机で見開きが置けるかの4つ
- カバーを付けると1〜2cm大きくなるので、カバー込みのサイズでカバンとの相性を確認する
サイズで迷ったときは、いま使っているカバンに入るかどうかと、1日に何行書くかを実際に数えてみるのがいちばん確実です。迷って決められない場合は、B6で1年使ってみて、足りなければ翌年A5に上げるほうが、大きすぎて持ち歩かなくなるより失敗が少ない進め方です。サイズが決まれば、あとはフォーマットとブランドを選ぶだけなので、2027年の手帳選びはぐっと楽になります。
フォーマットの選び方は来年の手帳の選び方、バーチカルとレフトで迷ったら手帳はバーチカルとレフトどっち?、ブランドごとの違いは2027年手帳のブランド比較で整理しています。ジブン手帳のサイズ違いはジブン手帳 miniとA5スリムどっち?、ほぼ日手帳ならほぼ日手帳 カズンとオリジナルどっち?も参考にしてください。
よくある質問
- A5とB6、はじめて手帳を買うならどちらが無難?
- 毎日持ち歩いて予定を確認する使い方が中心なら、小〜中型のバッグにも収まり、週間レフトならメモ欄も確保できるB6が無難です。書く量が読めない段階でA5を選ぶと、重さや空白が気になって続かなくなることがあります。逆に、机で書く時間が長く日記や記録も残したいと最初から決まっているなら、A5のほうが欄に余裕があります。迷ったらB6で1年使い、足りなければ翌年A5に上げるのが失敗の少ない順番です。
- A5の手帳は毎日持ち歩くと重い?
- 重さはページ数と紙質で大きく変わりますが、A5はB6より面積が広いぶん、同じページ数でも重く厚くなる傾向があります。カバーを付けると幅が150mmを超え、A4が入らない小さめのバッグでは出し入れしにくくなります。毎日持ち歩くなら、薄めのページ数のものや、幅を細くしたA5スリムを選ぶと負担が減ります。A4書類やノートPCが入るバッグを使っているなら、A5でも問題なく収まることが多いです。
- B6の手帳で日記も書ける?
- 予定と数行のメモなら十分ですが、毎日まとまった量の日記を書くにはB6の欄は狭く感じやすい傾向です。週間レフトの右ページを日記欄として使う方法もありますが、1日あたりの行数は限られます。日記をしっかり書きたい場合は、手帳は予定に絞り、日記は別冊のノートに分けるか、A5の1日1ページタイプに切り替えるのが現実的です。書く量が日によって大きく変わる人は、別冊方式のほうが柔軟に対応できます。
- A5スリムはA5やB6と何が違う?
- A5スリムは、A5と同じ高さのまま幅を細くした判型で、バーチカルの時間軸の長さを保ちつつ、カバンに収まりやすくしたサイズです。書ける面積はA5より少し狭く、B6よりは広い中間の位置づけになります。持ち歩きと書く量の両方を諦めたくない人の折衷案として選ばれることが多く、ジブン手帳などが代表的です。ただし、幅が細いぶん横書きのメモは1行に入る文字数が減るので、メモ中心の人は見開きの使い勝手も確認しましょう。
- 手帳カバーを付けるとサイズはどれくらい変わる?
- 一般的に、カバーを付けると縦横ともに1〜2cmほど大きくなり、厚みもペンホルダーやポケットのぶん増えます。B6の手帳がカバー込みでA5に近い大きさになることもあるため、カバンとの相性はカバー込みのサイズで確認するのが確実です。カバーを付けるかどうか決めていない場合は、まずカバーなしで使ってみて、必要になったら手帳に合う純正や汎用のカバーを選ぶと、サイズの見誤りを防げます。
- 机が狭い場合、A5の手帳は使いにくい?
- A5は見開きにするとA4横とほぼ同じ面積になるため、ノートPCや資料が広がった狭い机では開きにくく感じることがあります。B6なら見開きでもB5横程度で、机の端やカフェの小さなテーブルでも置きやすいサイズです。机の広さに制約があるなら、B6にするか、A5でも片ページずつ使えるフォーマットを選ぶと扱いやすくなります。実際に机の空きスペースに紙を置いて、見開きの大きさを試してみると判断しやすいです。